目的としてはDATA損失を防ぐということ。
HD複数台への複製が効果的。
単体での複製と利点
熱源がそのものに限定されており、RAID筐体のような他HDからの熱影響を受けることはない。経年劣化による影響などにも個体差が生まれる。
RAID1の利点
同時複製が容易。複製と時間も1回で済む。RAID1の場合、利用するHDの台数分のコストがかかること、他に経年劣化が同時であること、熱影響が単体に比べて大きいことなどがあり、必ずしも利点が多いというわけではない。
HDの熱耐性
おおよそ45℃以上なら冷却が必要となる模様。FANLESS筐体での利用で52℃の表示を経験あり。夏前のことなので夏場は更に15℃程度上乗せされると想定される。
RAID1導入後に気づいたこと
RAID1の場合、複製は同時書込であるが、データ読込は常に単体(MASTER)で行われる。HEADの摩耗は片側に寄る。RAID筐体によっては、MASTER切替できるものがある。運用によりHD利用影響はある程度均等にすることができる。
HD寿命は個体差や環境影響があるが、概ね3年程度を期待し利用することにする。
サイクル3年を如何にしてDATA保持するかを考えていくことになる。
仮に熱影響や経年劣化で3年未満で故障する確率が低い場合、HDを複数購入することができるとしたら単純にRAID1を導入するといい。
HDを複数揃える余裕がない場合では単体複製より他になく、仮に複製先が故障した場合に予備がない状態に陥ることになる。
データの複製元が壊れない限り困ることにはならないが、そもそもの趣旨は複製元が壊れた場合を想定したものであるから、無策と変わらなくなる。